一般社団法人 職業感染制御研究会
JES2018(Japan-EPINet Surveillance:エピネット日本版サーベイランス2018年)の概要
JES2018(エピネット日本版サーベイランス2018)は下記のように実施されました。
【2018年8月上旬】参加の依頼
2018年8月上旬にメールにて、前回のJES2015で継続参加を表明されていた104施設を対象に、今回のJES2018への参加のご意思をお伺いしています。回答期限は9月7日です。
【2018年9月21日】JES2018参加意向の回答結果
JES2018へ参加するとご回答された施設は 90施設でした。ご参加を決められた施設様にお礼を申し上げます。
施設調査票とエピネットデータの提出期限は 2018年10月31日ですので、御多忙中とは存じますがどうぞ宜しくお願い致します。
また、参加を取り止めとの回答をいただいた施設様には、誠に残念ではございますが、これまでJESにご協力下さいましたことに深く感謝申し上げます。
【2018年12月28日】データ提出と分析
JES2018のデータを提出された施設は 82施設でした。ご提出いただいた施設様にはご多忙中にご用意いただいたことお礼を申し上げます。
またご提出後には、一部施設様には当方からの問い合わせにご回答いただき有難うございました。
ワーキンググループ(JESWG)では現在までにデータクリーニングをほぼ終了し、分析、レポート作成に取り掛かるところです。
【2019年3月2日】集計・分析結果の送付
JES2018に参加され、エピネットデータと施設調査票を提出された施設様に最初の集計・分析結果をお届けしました。
なお、データクリーニングや検証の過程で、分析の母集団から除外されたデータがあったことをお断りしておきます。
研究会ではこのあとも分析を続けその結果を学会や投稿等で発表させて頂きます。


JES2015(Japan-EPINet Surveillance:エピネット日本版サーベイランス2015年)の概要
JES2015(エピネット日本版サーベイランス2015)の実施と結果の発表
1.参加の依頼
2015年8月上旬にJES2009以降のエピネット日本版サーベイランスの参加118施設を対象にメール、および郵便物を送付して新たなJESへの参加を依頼しました。

2.JES 参加意向の調査
JESへの参加の表明が 102施設からありました。

3.データ提出
 当初の調査データ提出期限10月23日を同月30日まで延長し締切、93施設から提出して頂きました。(データ提出無し 12 施設)
お忙しい中で調査データを作成して頂きました各施設担当者の皆様、ありがとうございました。

4.調査データの集計・分析と公表
ワーキンググループにおいてエピネットデータ、施設調査データをデータクリーニング後、集計・分析し初期結果を作成しました。
その一部を第31回日本環境感染学会(2015年2月20日-21日、神戸)で発表し、また集計結果速報を 2016年3月初旬に参加施設に送付いたしました。
その結果概要につきましては、今後このHP上でアップの予定です。

【第31回日本環境感染学会総会 学術集会報告】
  1. エピネット日本版サーベイ2015(JES2015)針刺し・切創及び皮膚粘膜曝露 pptx pdf
  2. 血液・体液曝露に関する施設調査結果-JES2015-およびエピネット日本版手術部版の分析結果 pptx(修正済) pdf

【第32回日本環境感染学会総会 学術集会報告】
  • 病院における血液媒介職業感染対策・現状と課題 pptx pdf pdf

【第33回日本環境感染学会総会 学術集会報告】
Ⅰ.ベーシックレクチャー
 テーマ;研究にエピネットデータを利用するにあたって知るべきこと
  • エピネット日本版の成り立ちとそのしくみ 演者;木戸内 清  pptx pdf pdf
  • エピネット日本版の正しいデータ収集・入力方法(データ入力の間違い事例等から)演者;細見 由美子  pptx pdf pdf
Ⅱ.シンポジウム
 テーマ;血液体液曝露の残された課題
  • エピネット日本版および施設調査(JES2015まで)のデータ分析から見える手術室における針刺し、切創の課題 演者;李 宗子 pptx pdf pdf
  • 針刺し・切創対策に関する最近の動向 演者;満田 年宏 pptx pdf pdf
  • 皮膚粘膜曝露と噛みつき・引っ掻き-エピネット日本版全国調査2015年データの詳細分析から- 演者;網中 眞由美 pptx pdf pdf
  • 血液体液曝露後における対応の課題 演者;森澤 雄司  pptx pdf pdf


JES2013(Japan-EPINet Surveillance:エピネット日本版サーベイランス2013年)の概要
JES2013のデータ提出にご協力いただいた医療機関に対して、JES2013の結果の郵送が4月末に発送いたしました。多くの施設の皆様に協力をいただき、こころから感謝申し上げます。
1.結果の郵送について
JES2013参加の93施設に、4月30日までに「郵送」で結果を順次、お送りいたしております。
送り先は、JESに登録いただいている担当者の宛名です。
もし5月中旬になっても、お手元に届かない場合は、大変お手数ですが、jimukyoku までご連絡ください。
2.JES 参加施設数、JES2013結果の発送施設数
現在のJES登録および2013参加施設、データ提供施設数は以下です。
  • 登録118施設、JES2013参加表明96施設、JES2013不参加5施設 返答なし17施設
  • エピネット日本版A(針刺し切創)提供 87施設
  • エピネット日本版B(皮膚・粘膜)提供 79施設
  • 施設調査回答 89施設
    上記のうちいずれかのデータを提供いただいた計93施設に結果をお送りいたしました。

3.JES2013概要速報、学会での報告
以下の学会でJES2013の概要を報告いたしました。
第29回日本環境感染学会総会 教育講演4/シンポジウム7セット企画
セッション総合テーマ「血液体液曝露(職業感染制御研究会共催)」
司会者:飯沼由嗣、李宗子 2014年2月14日(金)9時30分から11時30分

4.HPでの公開
JES2013の結果概要につきましては、夏頃をめどにHP上でもアップの予定です。

エピネット日本版サーベイ2013結果概要報告
(第29回日本環境感染学会総会 教育講演4/シンポジウム7での報告概要)
  1. エピネット日本版サーベイランス(JES2013)速報(吉川) pptx pdf
  2. 手術部領域の疫学と針刺し・切創・皮膚・粘膜曝露の予防対策およびエピネット日本版(手術部版)(李)pptx pdf
  3. エピネットサーベイランスにより皮膚・粘膜曝露の疫学(網中) pptx pdf
    ※上記3つのpdfファイルをまとめたファイル pdf


JES2011(Japan-EPINet Surveillance:エピネット日本版サーベイランス2011年)の概要

JES2011(2011年エピネット日本版による針刺し切創サーベイランス:Japan-EPINet National Surveillance 2011)では、JESネットワーク病院117施設中、84病院からJES2011への参加表明があり、2011年9月よりデータ回収を開始し、2011年12月初旬にJES2011のデータの回収を終了し、79施設から下記のデータをご提出いただきました。

1)エピネット日本版AおよびB(Episys201A&B)
2)施設調査
3)安全な注射処置に関するアンケート

その後、データを提出いただいた施設へのフィードバック(速報)として、2011年12月下旬、エピネットAおよびBのデータを提出いただいた施設に全体データの単純集計、および参加施設における針刺し切創事例・皮膚粘膜曝露事例の1996-2010年のトレンドの要約を報告いたしました。

さらに、2012年2月4日、 日本環境感染学会(福岡市) シンポジウム14「職業感染予防の原則と実践」において、JES2011参加病院の発表とエピネット日本版AおよびBの単純集計報告、施設調査の概要報告、安全な注射処置に関するアンケート等の調査結果を報告をいたしました。


エピネット日本版サーベイ2011結果概要報告(速報) 日本環境感染学会 シンポジウム14「職業感染予防の原則と実践」pdf(2012年2月 福岡市)における発表

JES2009(Japan-EPINet Surveillance:エピネット日本版サーベイランス2009年)の概要
 2009年に実施した、エピネット日本版サーベイランス2009年(JES2009)は、日本版エピネットを利用している全国のエイズ拠点病院を対象に実施しました。 主な結果は、第25回日本環境感染学会総会で発表し、本ホームページでも公開しています。 JES2009は78施設が参加し、過去5年の針刺し切創13,830件が報告され分析ソフトEpisysを用いて分析されました。 尚、本活動に参加表明施設として103施設が登録してくださり今後のサーベイランスでは多くのデータが集積される予定です。

エピネット日本版サーベイランス2009結果報告会(第25回日本環境感染学会総会、2010/2/5-6 東京)ポスターpdf 血液・体液曝露事例の全国サーベイランス結果:エピネット日本版Bを用いて(2004 ~ 2009年) 多施設共同参加によるエピネット日本版B(Episys109B)を用いた血液・体液を介する皮膚・粘膜曝露事例の全国サーベイランス結果