2022年4月1日から森屋恭爾先生の後任として着任した四柳 宏(よつやなぎ ひろし)と申します。
新型コロナウイルス感染症の流行から2年余が経ちました。当初はPPE(personal protective equipment)であるマスク・予防衣も足りませんでした。医療現場・一般社会が急ごしらえのマスク・予防衣で感染を予防していたことが思い出されます。
新型コロナウイルス感染症の流行から2年余が経ちました。当初はPPE(personal protective equipment)であるマスク・予防衣も足りませんでした。医療現場・一般社会が急ごしらえのマスク・予防衣で感染を予防していたことが思い出されます。
2019年に一般社団法人となり、社会貢献に向け新たな一歩を踏み出して間もなく新型コロナウイルス感染症が世界を襲いました。医療従事者を守るための活動の幅が広がり、スピードが求められるようになりました。
新型コロナウイルス感染症だけではなく、薬剤耐性・消毒薬耐性の微生物(ウイルス・細菌・真菌・プリオン)などによる感染症・環境の汚染も問題になっています。こうしたことから医療従事者を守ることも職業感染制御研究会の大きな課題です。そのためには基礎的な感染対策を医療従事者に周知することに加え、使用しやすく安全なグローブ、マスク、ガウン、フェースシールド、医療機器に関する最新の情報を提供することが大切です。
当研究会は、医学・医療関係者の職業感染制御に関心を持つ個人と組織で構成し、職業感染制御について上記に述べている医療従事者への職業感染意識の充実、知識の習得の援助、医療現場で使用しやすいしかも患者と医療従事者を感染症から守る器材の改良研究を行う目的で活動しています。
今後も職業感染制御活動を通して医療現場の一層の改善に努力してまいります。なにとぞ皆様の賛同と御協力をお願い申し上げます。
2022年4月1日