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JES(Japan-EPINet Surveillance:エピネット日本版サーベイランス)
JES実施の背景
血液媒介病原体(HIV、HBV、HCVなど)による職業感染を予防するために、医療機関で発生している針刺し切創、血液・体液曝露事例のサーベイランスを行い血液媒介病原体への曝露状況を明らかにして、実施可能な予防策を検討することが求められています。
 職業感染制御研究会では1996年~2003年の7年間、所定のフォーマット(エピネット日本版、Episys109等)を使用して針刺し切創サーベイランスを実施し、3万件を超えるデータを収集してきました。これらのデータの解析結果より国内の医療従事者における針刺し切創発生のメカニズムが明らかになり、国内外での職業感染予防対策に役立てられています 。この間、得られたデータは3万件を超え、日本における針刺し切創発生のメカニズム解明に貢献すると共に、米国バージニア大学国際医療従事者安全センターにデータを提供し、日本は、職業感染症の予防に役立つ国際ネットワークのリーディングカントリーとして内外から高い評価をいただいています。
 職業感染を失くすためには、データの蓄積よび分析が大変重要と考え、2009年、職業感染制御研究会にエピネット日本版サーベイランスワーキンググループ(JESWG: Japan EPINet Survey Working Group)を立ち上げ、JES2009として2009年~2014年まで継続的に針刺し切創、血液・体液曝露事例のデータを収集し、学会等での発表および参加病院にフィードバックするなどの活動を通じて職業感染予防に貢献したいと考えています。

JESの目的
本サーベイランスを通じ医療機関における針刺し切創事例の発生動向を把握するとともに、関連する情報を収集・解析することで、下記の目的を達成したいと考えています。
  • 針刺し切創が発生するリスク要因の解明
  • 継続的サーベイランス結果に基づく針刺し切創予防対策の有効性の評価の推定
  • 職業性感染症対策における優先課題の同定と具体的な針刺し切創予防対策の立案など
  • 今後のタイムリーなデータ処理およびベンチマークの作成に寄与することを目的としています。
  また、将来的には、参加病院を中心として各病院から提供されたエピネット日本版データを1つのデータベースにして、ネットワーク参加病院の担当者が利用できるようにして、各病院における対策の効果に利用したり、全国の針刺し切創の最新情報(安全器材の効果、廃棄システム、新しい医療器材による針刺しや血液体液曝露事例など)を参加病院間で利用できるように検討します。

JESへの参加について
 エピネット日本版サーベイランス(JES)事業は、現在データを収集している医療機関は、エイズ拠点病院 100病院前後の施設に固定したネットワークで実施しており、2017年9月現在、新規参加の受付は行っておりません。
 現在JESに参加表明している医療機関はこちらでご確認いただけます。

【おことわり】
  これまでに多くの医療機関からJES参加のご希望があったため、当研究会ではエイズ拠点病院以外の医療機関にも参加対象を広げることを計画し、またそのようにお伝えしてきましたが、都合により募集時期を延期させていただことになりました。今後の計画のメドが立ち次第、このHP上にてお知らせいたしますのでご了解いただきますようお願いいたします。