一般社団法人 職業感染制御研究会
クラウドファンディング助成によるサージカルマスク寄贈について
(2020年6月13日更新)

すべてのご施設にサージカルマスクをお届けしました(報告)

 クラウドファンディング「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」を活用したサージカルマスク寄贈は2020年6月10日までに予定していたすべてのご施設にお届けを完了しました。
 お届けしたご施設からは、「現在も職員1人につき週1~3枚しか使えない状況なのでとてもありがたい。」「質の高いマスクをいただけて嬉しい。」などのお声とともに、クラウドファンディングにご賛同しご寄付してくださった多くの方々への感謝の言葉と本研究会へのお礼の言葉をいただきました。

グランセラ柏陽
(グランセラ柏陽)
茨戸アカシアハイツ
(茨戸アカシアハイツ)
遠軽厚生病院
(遠軽厚生病院)
図15
(勤医協中央病院)

向陽園
(向陽園)
札幌市役所
(札幌市役所)
千歳第一病院
(千歳第一病院)
北海道がんセンター
(北海道がんセンター)

札幌医大病院
(札幌医大病院)
JR札幌病院
(JR札幌病院)
斗南病院
(斗南病院)
松田会仙台泉中央整形外科クリニック
(松田会仙台泉中央整形外科クリニック)

あそか会
(あそか会)
藤の実会ところざわ学園
(藤の実会ところざわ学園)
苑田会
(苑田会)
皆成会光の園
(皆成会光の園)

大森平和の里
(大森平和の里)
ひかりの園
(ひかりの園)
フローレンスヘリオス
(フローレンスヘリオス)
葵の里
(葵の里)

白梅ケアセンター
(白梅ケアセンター)
医療法人はぁとふる
(医療法人はぁとふる)
株式会社メディス平成医療福祉グループ
(株式会社メディス平成医療福祉グループ)
同仁会耳原総合病院
(同仁会耳原総合病院)

白梅ケアセンター
(住友別子病院)
共愛会サンセリテ明治町
(共愛会サンセリテ明治町)
親仁会 米の山病院
(親仁会 米の山病院)
福岡青洲会病院
(福岡青洲会病院)



20万枚のメディカル仕様のサージカルマスクの寄贈について(報告)

 このたび、一般社団法人職業感染制御研究会では、クラウドファンディング 「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金(https://readyfor.jp/projects/covid19-relief-fund)」 を通じて全国から寄せられた寄付金より1,000万円の助成をうけ、研究会法人会員を通じて独自の海外ルートから20万枚のメディカル仕様のサージカルマスク(医療用サージカルマスク規格EN14683 typeⅡR認証製品)を入手しました。 これらのサージカルマスクを地域の砦として高度医療を担う医療機関および、喫緊で新型コロナウイルス感染症対応に尽力され特に個人防護具の入手に困難を来しているとの情報を得た介護・福祉法人等に寄贈させていただくことをご報告いたします。

【寄贈先施設】
<北海道エリア>
JR札幌病院、斗南病院、札幌医大、北海道がんセンター、勤医協中央病院、千歳第一病院、遠軽厚生病院、茨戸アカシアハイツ(介護老人保健施設)、グランセラ柏陽(サービス付き高齢者向け住宅)、向陽園(障害者支援施設)、札幌市役所
<東北エリア>
医療法人松田会 松田病院(松田会グループ13施設)
<首都圏エリア>
牧田総合病院/介護関連施設『大森平和の里』 、あそか会 北砂ホーム、皆成会 光の園、藤の実会 ケアホーム、苑田会(医療施設17施設)
<東海エリア>
フローレンスヘリオス(老人ホーム)、葵の里(特別養護老人ホーム)、白梅ケアセンター、デイサービスセンター浜松助信、ひかりの園
<関西エリア>
医療法人はぁとふる (しまだ病院・悠々亭等) 、株式会社メディス (平成医療福祉グループ) 、医療法人同仁会 (耳原総合病院、耳原訪問介護ステーション、ケアプランセンター、デイケアサービス等)
<中四国エリア>
住友別子病院(老健施設 王子苑)
<九州エリア>
福岡青洲会病院、戸畑共立病院、米の山病院

 各ご施設には、5月27日の北海道エリアを皮切りに順次お引き渡しを予定しています。



クラウドファンドに協力いただいた皆様へ理事長からのお礼

職業感染制御研究会理事長を務める森屋恭爾でございます。
 此度は当研究会のみならず、日本の医療者に対し多くのご支援を賜り心よりお礼申し上げます。
 今回の新型コロナウイルス SARSCOV-2 感染症は当初より、発症前からウイルス排出が疑われることと、飛沫感染、接触感染に加えエアロゾル感染経路が考えられることから多くの医療者が今まで以上にマスク、ガウン、手袋の重要性と正しい着脱が感染を防ぐことを実感しています。
 N95マスクをはじめとする個人防護具、手指消毒剤、環境消毒剤の安定供給、多くの物品を皆様に供給していただき初めて患者さんの治療が行えることを実感しています。皆様方も多くの困難な状況の中医療者患者さんのために多大な努力を重ねこれらの必要な品々をお送りいただいていること重ねて感謝申し上げます。
 今回内科医として救急部のスタッフと患者さんを拝見し呼吸器症状の強さ、短期間で悪化する場合があること、肺炎発症し進行した場合の呼吸機能の障害の強さを実感しています。
 この感染症が社会の姿を変えたといわれています。医療も標準予防策に加え、飛沫、接触感染を常に行う時代に移ったのかもしれません。
 1月末から休みなく感染対策、感染症治療に邁進し気が付けば5月になっていました。このような簡略なご挨拶、失礼をどうぞ事情をご考慮いただきお許しいただければ幸いです。
 皆様に改めてきちんとご挨拶する機会を必ず得たいと考えています。
 今回のご支援に心から感謝申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
 
職業感染制御研究会 理事長 森屋恭爾 


寄贈先へのメッセージはこちら
メディカル仕様のサージカルマスクの寄贈について(PDF)

参考:「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」、第1期助成採択結果について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000031325.html

一般社団法人職業感染研究会
理事ならびに会員一同
http://jrgoicp.umin.ac.jp/