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エピネット日本版について Episys・見える化君関連 その他
エピネット日本版についての Q&A
A エピネット日本版の報告書は、職業感染制御研究会の ホームページ からダウンロード(無料、登録手続き不要)してご使用下さい。エピネット日本版報告書のデータを入力集計解析するためのソフト(Episys)は、利用登録の上ダウンロードしてご使用下さい。(利用登録は、Episysのバージョンアップなど配布後の管理とネットワーク作りの基礎資料として活用するために、Episysを入手した方の氏名、職種、勤務先施設名を職業感染制御研究会に公開することを無償配布のための同意事項にしています)
A 各医療機関における電子カルテや院内 LAN を利用した電子的なエピネット報告システムの構築ならびに導入は、各施設での管理において実施して下さい。(構築システムに関しては、当研究会からの提供、推奨メーカー[ベンダー]に関する情報提供や紹介の予定はありません)
A 報告書は4種類ありますが、血液体液曝露の発生場所が手術部の場合は、AO:針刺し・切創報告書/手術部用もしくはBO:皮膚・粘膜汚染報告書/手術部用を使用し、手術部以外の領域で発生した場合はA:針刺し・切創報告書およびB:皮膚・粘膜曝露報告書を使用して下さい。
 Episysでは報告データはそれぞれ4種類のフォーマットから入力しますが、集計・解析する際には、「一般用」「手術部用」各々の集計・解析に加えて、「手術部用」報告データを「一般」の報告データに置換して合算した「総合」データベースとして集計解析することも可能です。
A 患者に咬まれたことによる咬傷や、引っ掻かれた場合の掻傷は、受傷した場合に用いる針刺し・切創報告書を使用して、下記設問及び選択肢で報告して下さい。
  A:針刺し・切創報告書
    (設問) 10.器材(器材項目・器材名・ゲージ数)-原因器材の種類は?
    (選択肢)44 指の爪、歯(患者に咬まれた、引っ掻かれた等)
  AO:針刺し・切創報告書/手術部用
    (設問) 13.器材(器材項目・器材名・ゲージ数)-原因器材の種類は?
    (選択肢)44 指の爪、歯(患者に咬まれた、引っ掻かれた等)
A 患者に使用前の器材による針刺し切創についても、受傷した場合はA:針刺し・切創報告書において報告することを推奨しています。受傷時点での血液媒介病原体への感染リスクはないかもしれませんが、血液体液に触れる危険性のある医療従事者が受傷したという事実と、そのようなリスクを及ぼした状況を的確に把握することが目的となります。また、傷のある皮膚への血液体液曝露時の感染リスクを鑑みても、情報収集の意義があります。
A 血液体液曝露がエピネット日本版で報告された際の、最新の患者データを記録しますが、曝露後の検査など、報告後に判明した検査結果については、データ管理者が追加入力して下さい。
A 「安全器材」とは、針刺し損傷防止機構付き鋭利器材のことであり、鋭利器材と一体化(統合)された損傷防止機構を有する器材を総称しており、CDCおよびOSHAでは以下の定義がなされています。
 ・「体液の採取、静脈・動脈へのアクセス、または薬剤やその他の水溶液の投与を目的として使用される針器材に組み込まれた物理的な特性で、曝露のリスクを効果的に軽減するものであり、針先にバリアを設ける、使用後の針先を鈍化する、使用後の針を遮蔽する、使用後の針を引き込む、その他の効果的な原理に基づく
または、その他の針器材および針以外の鋭利器材に組み込まれた物理的な特性で、曝露のリスクを効果的に軽減するもの」
 ・これらの工学的改良は、一般的に以下のいずれかの方策に基づいている。
   ― 針の必要性を排除する(代替)
   ― 針刺しの危険が全くないよう針を恒久的に隔離する
   ― 使用後に針を隔離または遮蔽する手段を設定する
A エピネット日本版の報告書はEPINet™に準じて職業感染制御研究会で改変発行しておりますが、EPINetTMの報告書の各設問は、開発者であるJanine Jagger教授の1,000件以上の曝露事例サーベイの結果、血液体液曝露の実態を正確に把握し必要な予防策を導き出すために設定された設問です。
 職業感染制御研究会では日本の6万件以上の報告データを元に日本の医療現場に適合するよう内容の更新をしております。さらに、いくつかの設問をクロス解析することで曝露リスクや感染リスクを的確に把握し、予防対策の発展に活かすことが可能です。同一の報告書式を用いることにより、他療機関との国内比較や国際比較も可能となり、予防対策の発展に活かすことができますので、設問を減らさずにエピネット日本版をご活用されることをお薦めします。