N95/DS2マスク除染と再利用に関する情報公開ページ
過酸化水素蒸気(HPV)または過酸化水素ガスプラズマ(HPGP)を使用したN95マスクの再利用に関する情報のページです。「
マスクの例外的取扱いについて(厚労省通知令和2年4月10日)」で紹介されています。
<主な公開情報>
- セルロースが含まれる不織布にはプラズマ滅菌は不可です。
- 日本医療機器学会がN95マスクの再使用に関して過酸化水素ガス滅菌等に関する指針を公開しています。
- 国内で過酸化水素を利用した滅菌器機が入手できます。
<詳細情報>
- セルロースが含まれる不織布にはプラズマ滅菌は不可です。
セルロースが含有された不織布には過酸化水素蒸気(HPV)または過酸化水素ガスプラズマ(HPGP)は不可とされています。
参照:N95DECON ファクトシート PDF(eng) PDF(jp) 技術レポート PDF(eng) PDF(jp)
◎3Mからの情報提供
- 以下の製品(マスク品番)は、セルロースを含有していることを確認しています。
(製品データシートに記載されていない程度の微量のセルロース由来成分の含有も含みます)
3M 1804, 1804S, 1805, 1805S, 8000, 8200, 8212, 8214, 8233, 8293, 8512, 8514, 9010, 9105, 9105S, 9501
- 以下の製品(マスク品番)につきまして、セルロースの意図的な含有がないことを確認しています。
1860, 1860S, 1870, 1870+, 8110S, 8210, 8210Plus, 8210V, 8211, 8240, 8246, 8247, 8271, 8511, 8515, 8516, 8576, 8577, 9210, 9210+, 9211+, 9211
ただし、既出の技術資料等にも引用されている通り、N95マスクの機能の中枢を担うフィルター性能およびフィット性については上記すべてのモデルが評価されているわけではなく、あくまで特定の過酸化水素除染装置(特定サイクル)と3M社の特定のマスク品番との組み合わせのみ、現時点では評価・検証がなされていることに留意してください。
◎その他のメーカーの情報が入り次第、アップします。
最終更新 2020/5/15
- 日本医療機器学会がN95マスクの再使用に関して過酸化水素ガス滅菌等に関する指針を公開しています。
日本医療機器学会がN95マスクの例外的取り扱いに関して指針を公開しています。
「N95 FFR(Filtering Facepiece Respirators)の院内滅菌による再使用について」
「N95 FFR(Filtering Facepiece Respirators)の過酸化水素ガス滅菌による再使用について」
- 国内で過酸化水素を利用した滅菌器機が入手できます。